第113回 日本食品衛生学会学術講演会

#レポート2017.11.17

月日:平成29年11月9日(木)~10日(金)
会場:東京都 タワーホール船堀

 日本食品衛生学会は、食品衛生に関する研究の連絡、提携及び促進をはかり、あわせて研究結果の普及を行うことにより学術・文化の発展に寄与することを目的としています。本年は、スマートフォンやネット等で情報を集める機会が増え、自ら足を運び情報を収集することが減ってきた世の中で、若い人たちが学会に集うことによって、エキサイティングな情報に出会い、人とのつながりができ、学会なしでは自分の仕事が考えられなくなるような学会にする、というテーマのもと行われました。
発表テーマとしては、貝毒や食中毒等の、普段の食生活に関連する講演が多かったと感じました。

学会ではホールでの発表の他に、メーカーによるブース展示や、ポスター発表の場などもあり、ただ講演を聞くだけというよりも、活発な意見交換をおこなえる場となっておりました。初めて参加をした私の、学会というイメージを良い意味で覆され、とても勉強になりました。また、私が普段の営業活動でお会いしている先生方が大ホールで司会・進行を務めていらっしゃったり、初めてお会いする方へのご挨拶をさせていただいたり、メーカーとの情報交換をさせていだいたりと、私自身にとっても非常に収穫のある場になりました。
メーカーによるブース展示では、固相抽出カラムやHPLCカラムといった消耗品関係から、純水装置関係の汎用機・PCRやLC・GCといった装置まで幅広く展示がされていました。

発表の中では、お取引をさせていただいている東京都健康安全研究センターの宗村先生が発表されていたノロウイルス食中毒のテーマで、リアルタイムPCRの他に次世代シーケンサーを使った経緯も御発表されておりまして、今後食中毒に対するテーマで次世代シーケンサーが注目される可能性が高いという情報等もありました。

やはり普段営業活動でお客様とお話させていただく時よりも和やかな雰囲気でお話することができ、今後の参考になるような情報をいただくこともできました。

今回の学会出席をお客様への情報発信のツールとして活用し、今後もお客様へ様々な最新情報をお届けします。

担当 東京営業所 T.F

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