新潟で開催されました日本プロテオーム学会に、弊社からは私を含めた4名で初めて参加してきました。参加人数は約300人、協賛企業は約30社と思っていたよりも規模の大きい学会でした。

開催された3日間において、3会場に分かれて講演や口頭発表が行われ、別会場では企業展示・ポスター掲示も行われていました。

講演をいくつか拝聴させて頂きましたが、発表内容はプロテオームのみでは無く、マルチオミックスの口頭発表が半分以上あり、セントラルドグマの解析を重ねることで生物を深く理解できることに繋がると感じました。

講演の他にも、1日目のスイーツセミナーと2日目のランチョンセミナーにも参加させて頂きました。弊社で取引のあるメーカーのセミナーに参加しまして、プロテオーム関連の装置の説明を聞き、今まで以上に理解が深まった装置もありました。一部のメーカーでは新製品の紹介もありましたが、各社プロテオーム関連装置をリリースしてきている中で装置の需要も増えてきていますので、機会を逃さないようにしなければいけないと感じました。

また、装置だけではなくソフトウェアの展示も多く、特にマルチベンダー対応で異なるメーカーを使って測定を行っている場合、1つのソフトウェアで解析を行えるようになれば、習熟するソフトウェアは1つで済むので需要がある可能性があると考えます。

今回の学会には、現在取引のあるお客様も参加されており、交流の機会を持つことができました。民間のお客様は少ないように感じましたが、多くのお客様と一度にお話させて頂くことができ、またプロテオーム関連の様々な情報を得ることのできた大変よい機会になったと思います。
今後も様々な分野の学会に積極的に参加させていただき、最新のトレンドをいち早くつかみ、お客様に情報を展開していきたいと思います。