2002分析展 JAIMA

#レポート2002.09.06

会場:幕張メッセにて
9月4日(水)~9月6日(金)

 JAIMAは、「来場者の50%が機種決定権を持つ」と言われるほど質の高い展示会です。
今年の第40回開催を節目に採用されたキャッチフレーズ「地球を守り未来を創る分析技術」は、私たち分析機器に携わるものへの使命を感じさせます。
プロテオミクスやナノテクノロジーに代表される最先端分野において、分析研究という役割は、今世紀の課題ともいえる「人と地球にとって快適な環境を創る」ためには必要不可欠です。その世界に身を置き研究・開発をサポートしている私たちディーラーの重要性、必要性をひしひしと感じながら、お客様にどのような最新のインフォメーションが出来るかを探ってきました。
今回の分析展において、弊社が代理店として活動しているサーモクエスト株式会社から、高感度で操作性の良いGC/MSが堂々と誕生!!
その名も、「TRACE DSQ」。初めてOff-axisの光学系を取り入れた四重極型GC/MS。
特徴としては、システムのベント操作なしに交換可能なイオン化室(イオンボリューム)、
高感度で幅広いダイナミックレンジを持ち、機能満載の理想的装置です。
データ処理は、操作性と拡張性で定評のあるXcalibur。
GC/MSは、すでに数々の公定法や検査方法に採用され、存在を認められた装置ですが、このTRACE DSQはより発展する分析研究分野において、さらに求められるソリューションであることは間違いありません。
株式会社資生堂からは従来のカプセルパックシリーズに新たにCAPCELL PAK C18 AQが登場しました。これは極性化合物の保持に優れ、しかも水100%で使用できるようシリコーンポリマーの種類や量、官能基の反応量等を変えて設計開発されたカラムです。
自信と誇りをもって今後の営業に務めていこうと深く心に刻む中、昔も今も未来も分析技術の発展により築き上げられてきたことを、今回の分析展を見て再認識させられました。
今回出展された各メーカーの方の躍動感あふれる活動を目のあたりにして、研究分析に携わるお客様、その機器を提案・提供するディラーの方、それぞれの役割において何事にも自信と確固たる信念をもちチャレンジして行こうと思うのは私だけでは無いでしょう。

担当 名古屋営業所 M.U

医薬、食品、環境、材料、バイオなど、様々な分野で使用される分析機器・理化学機器および各種消耗品のことなら中部科学機器へ

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