JASIS 2018

#レポート2018.09.12

月日: 2018年9月5日(水)~9月7日(金)
会場: 幕張メッセ 国際展示場

 2018年9月5日から7日の3日間幕張メッセにてアジア最大級の分析機器・科学機器の展示会であるJASISに計2日参加いたしました。前述の通りアジア最大級で出展面積は33,969m2、出展数494社でございました。
本年は先の台風の影響があり、初日午前は来場が少なかったものの進むにつれ来場数は右肩上がりで3日目参加時にはどのブースにも溢れんばかりの人だかりができておりました。
中でも特別企画と称したライフサイエンスイノベーションゾーンは過去最多の展示となっており、注目度が高いことが見て取れました。

大手分析メーカーはASMSでお目見えとなった新型装置の国内展示が中心となり、非常に盛況でございました。その他にも各社JASISに合わせて新製品の展示を行っており非常に注目度の高いメーカーが多くありました。なかでも昨年事業移管が行われた『大阪ソーダ』も新製品を発表しており、これまですでに評価の高かったADMEカラムをさらに性能を向上させADME HRと発表されました。すでに各界隈ご存知とは思いますが、疎水性と表面極性をあわせ持ったADMEに水100%でも対応可能な耐久性を追加しさらにリーズナブルな価格設定を行っております。セカンドチョイスでの幅もさらに広がりより手に取りやすい形となった本製品に今後更なる期待と弊社としてご案内をさせて頂きたいと思います。

また本年多く耳にしたのは『自動化』のキーワードだった様に感じます。近年、人手不足が深刻化している昨今、可能な限りの人の手を使わず、ミスなく仕事を遂行することのできる自動化装置のニーズは右肩上がりに増えており、それに対応するようにキーワードを挙げる企業が多くありました。
なかでもICPの前処理に自動化ロボットを使う提案は非常に興味深く、専用装置を案内するメーカーもあり、ICPの隣で分注、希釈、攪拌しICPに移すだけの提案は次の基本提案にもなる可能性がある様に感じます。弊社でもバイオテック、テカン、パーキン等の取扱があるため、客先、販売メーカーへ共に提案をしていきたいと思います。

時代の先端での技術をより多く広めていく、まさに中部科学機器としての提案をこのJASISから再始動していくことができる非常に色濃い2018年JASISでございました。今後、これらの情報を元にユーザー様には各営業が有意義なご案内をさせて頂けるかと存じますので皆様ご期待くださいませ。

担当:名古屋営業所 Y.M.

医薬、食品、環境、材料、バイオなど、様々な分野で使用される分析機器・理化学機器および各種消耗品のことなら中部科学機器へ

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