Pittcon 2015

#レポート2015.05.21

月日:2015年3月8日(日)~3月12日(木)
会場:アメリカ ルイジアナ州ニューオリンズ

 今年のPittconは、3月8日より、ニューオリンズ(アーネストN.モリアルコンベンションセンター)にて開催されました。
ニューオリンズは、ルイジアナ州南部の州最大の都市で、メキシコ湾に面しており、ミシシッピー川流域の穀物、綿花や農産物の輸出港として発展しました。植民地時代は、フランス領の首府で、今でも面影としてフレンチクォーターと呼ばれる地区が残っています。また、ジャズの発祥地としても知られている街です。

Pittconは、2008年以降、久しぶりに参加しましたが、以前に比べ、中国、韓国、インドの企業参加を多く目にしました。分析装置や試験機、汎用機器に消耗品を中心に展示されていますが、中にはバルブまた実験用椅子の専門企業も出展されており、幅広い製品群の展示があります。日本で毎年開催されるJASISとは非ではない出展企業数、会場の広さです。

今回のPittconへ参加をした目的は、日本で取り扱うことができる製品発掘、また既存メーカーとの打ち合わせです。弊社ではクロマト関連の消耗品などを海外から輸入しておりますが、お客様からのご要望に幅広く応えるために、更に新たなメーカー発掘が必須でした。
1.5mlバイアル瓶を中心に様々なタイプのバイアル瓶やインサート等を取り揃え、製品ラインナップ約2000種類の幅広い商品群を製造しているメーカーと打ち合わせを行い、このたび取引をスタートすることになりました。お客様に自信を持ってご紹介をするために、次回の渡米時に工場見学を行います。高品質、安定供給また何よりも幅広い商品郡でお客様のご要望に応えます。
またテフロン製容器、ビーカーなど実験で使用される商品や有機合成に使用されるセパラブルカバー、フラスコや撹拌シールなどの商品を豊富に取り揃えたメーカーとも情報交換をしてきております。今後、日本での販売が出来るか期待できるアイテムです。

既存メーカーと、今後の業務展望など打ち合わせを行い、関係強化を図ってきました。試薬メーカーのご紹介を頂き、日本では取り扱っていない試薬の販売に向けて、踏み出すきっかけになるでしょう。
久しぶりに参加したPittconでしたが、初めて見る製品を多く目にすることが出来ました。日本の市場にまだ見かけない商品を、少しでも多くお客様にご紹介できることを中部科学機器の役割として、今後の業務に生かしていきます。

担当  大阪営業所  M.S.

医薬、食品、環境、材料、バイオなど、様々な分野で使用される分析機器・理化学機器および各種消耗品のことなら中部科学機器へ

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