コロナ禍ということもあり、来場者数は例年の3割程度、出展社数も6割程でした。全体的に展示規模が縮小しており例年の半分程度の会場でした。

それでもメーカーは前向きにとらえており、メーカーによっては、実展示とWEBを融合して展示を行なっていました。弊社が代理店をしているサーモフィッシャーサイエンティフィック社は去年までの展示とは変わり、一畳分程度のブースのみ構え、WEBINARの申し込み用紙が置いてあるのみでした。また日本分光は例年通り営業、サービスを常駐させ積極的にPR、説明を行なっておりメーカーそれぞれの方針の違いも見えました。

新製品ではジャスコインタナショナルが展示しておりました、「万能型自動粘度計」に非常に惹かれました。こちらは、粘度測定のみならず、スピンドルの洗浄・乾燥まですべて自動化されたシステムで構築されており、スピンドルの汚れを水で洗浄するタイプ、メタノールやアルコールでしか落とせない油系のサンプルも洗浄可能になるよう2タイプが展示されておりました。まだ発表されたばかりですが、レンタルラボにて無料で試せるためお客様を誘って是非伺ってみようと思いました。

入社2年目、入社前の参加と合わせて3回目の参加となりますが、今回のJASISで感じたことは、どんな状況でも、PRの方法などを模索することで、どんな境地でも提案することができる可能性を感じたように思います。この状況だからWebに頼ってしまいますが、この状況でメーカーが動けないこの時期だからこそ、商社としてお客様とメーカーの掛橋が出来るよう日々の営業活動に尽力していきます。

担当　名古屋営業所　Y.K.