日本食品衛生学会第115回学術講演会

#レポート2019.10.07

月日:10月3日(木)~4日(金)
会場:タワーホール船堀

 2019年10月3日から4日にかけて、タワーホール船堀にて「日本食品衛生学会第115回学術講演会」が開催され、弊社取扱い製品の出展をおこないました。

日本食品衛生学会は昭和35年に設立され、総会員数は1,800名を超える大変歴史ある学会のひとつです。今回の講演会の参加人数もたいへん多く、さらに今年は例年と比較してポスター発表の数が多いということもあり、民間企業、財団法人、官公庁と幅広いお客様がご参加されていました。

発表内容は、残留農薬分析を中心にウイルスやカビ毒・貝毒等の題材が多く、ほとんどがクロマト分析を用いた発表でした。また、そのなかでも数は少なかったですが、以前より噂されているHeガスの供給不安からか、GCのキャリアガスを水素と窒素に置換して評価している発表もありました。その他、異物分析ではAIを用いた内容の発表もあり、個人的には大変興味深い発表でした。

弊社オリジナル商品のクロマト関係消耗品(バイアル、シリンジフィルターなど)、無機分析装置の消耗品、また、ハンディタイプのホモジナイザー、QuEChERS製品などを出展しました。
弊社オリジナル商品は、品質、実績、納期、そしてコスト面において長年お客様よりご好評をいただいております。今回の展示でも多くのお客様にお立ち寄りいただき、ご興味を持って頂きました。

その中でも好評だったのは、Omni International社のホモジナイザーでした。ハード、ソフトの2種類のディスポーサブルのチップがあり、軽量なためハンディとしてご使用頂けます。
また弊社はアメリカのUnited Chemical Technologies社(以下UCT)の代理店です。今回展示しましたUCT社のQuEChERS製品は世界的に使用されている製品ですが、日本ではまだまだ導入が多くありません。
UCT社の特徴的な製品としてSpinFiltrをご紹介します。この製品は遠心分離によって有機相が自動でチューブに落ちてくるため、作業も通常のQuEChERSより容易で、塩(硫酸Mg)が回収サンプルに入ってくることもない優秀な製品です。

新しい商材発掘は弊社も重点を置いておりますので、ご興味がございます商材などがございましたら、是非お問い合わせください。

弊社では価値ある製品の探求とご紹介を続けておりますので、ご期待頂ければ幸いです。

担当:東京営業所 Y.N.

医薬、食品、環境、材料、バイオなど、様々な分野で使用される分析機器・理化学機器および各種消耗品のことなら中部科学機器へ

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