エコステージ認証2への格上げ評価
月日:2016年4月
環境問題への取り組みとして、大手企業を中心に導入が普及しているEMSでは、国際規格ISO14001が知られていますが、当社ではEMS(国内規格)「エコステージ」を導入しています。
「課題・目標を見出し、解決・達成に向けて実行する」エコステージの特色が、当社の基本活動とリンクし、「課題解決のための組織の在り方再構築」に、社員の協力姿勢があったこと、これらにより、4年目を迎える今回の認証で、ISO14001と同水準といわれる「エコステージ2」への格上げ評価を受けました。
今回は「内部監査員」の視点から、活動を振り返ります。
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○社内で初の自主的な内部監査実施に向けて エコステージ1の認証を取得してから3年が経過し、今年は3年目の更新評価の年にあたります。毎年1回受ける定期評価では、当社は事実上エコステージ2の要求事項のすべてに取り組んでいるという評価をいただいておりましたので、今回の更新評価でエコステージ2へのステージアップを目指し取り組みました。内部監査はエコステージ2の必須事項でもありますので、今回は部署単位での自主的な内部監査を実施しました。これは、当社にとって初めての取り組みでした。内部監査責任者の任命を受けた私は、外部研修の受講により規格の内容や監査の進め方等を学び、監査員としてのスキルアップに努めました。 内部監査の目的は、構築されたシステムが正しく機能しているかをチェックすることにあります。ただし、単なる○×チェックの確認作業で終わるのではなく、そこから各部署の問題点や課題をいかにして発見するかがポイントです。多くの問題は誰もが認識できる「見える問題」ですが、あまり表面には出てこない潜在的な「見えない問題」をいかにして発見し、そこから改善に導くことができるか、ここが内部監査員に求められる役割だと考えます。私にとって内部監査を行うことは初めての経験であり、その役割と責任を果たせるのかという不安はありました。外部研修では、相手の部署をよく知り、理解することが監査の第一歩であるとの話を聞き、まずは現状把握に重点を置いて、そこから掘り下げて問題点を吸い上げることを心がけて監査を行いました。 ○内部監査を実施して気づいたこと ○今後のエコステージ活動の取り組み |
担当 内部監査責任者 N.S.