Sartorius Premium Deader Meeting 2015

#会社情報2015.09.07

月日:2015年8月21日(金)~29日(土)

 

 8月のお盆過ぎから、ドイツ、フィンランド、ロシア 3カ国のザルトリウス事業所をプレミアムディラーとして、訪問いたしました。
私たちは、2015年の6月より正式にプレミアムディラーとして、ザルトリウスジャパンと契約いたしました。
8月は弊社決算月ではありましたが、ザルトリウスジャパン社長Murray Wigmore 氏のリクエストもあり、このツアーに参加させて頂きました。

ザルトリウス プレミアムディラーツアーの、最初の訪問地は、ロシアのサンクトペテルブルグでした。私をはじめ6名のプレミアムディラーの方々と、ザルトリウスジャパンのメンバーあわせて9名で、フィンランドのヘルシンキから鉄道で、サンクトペテルブルクへ行きました。北のベネチアンと言われ、数多くの歴史的建造物がたくさん残されているとても綺麗な街でした。聖イサク大聖堂、血の上の教会、エルミタージュ美術館など、世界的に有名で世界遺産に登録されている建造物がありました。そんな、街の一角にサンクトペテルブルグ薬科大学があり、その一部にザルトリウスロシアのオフィスとラボがあります。そのラボを私たちプレミアムディラー皆さんと訪問しました。
ザルトリウスロシアのラボプロダクト、及びバイオプロセスの責任者である、アレキサンドラ副社長よりザルトリウスロシアのプレゼンテーションを頂き、ロシア市場の営業戦略や現状の発表頂きました。ロシアでザルトリウス製品の拡販に努められ、特に電動、手動ピペットにおいてはロシアで、シェア率1位を維持されているそうです。また、ロシアのディストリビューターと、連携してリキッドハンドリングシステム以外のザルトリウス商品の売り上げアップにも成功されているそうです。欧米と違う独自のネットワークビジネスで成功されていると実感しました。

ロシア サンクトペテルブルグ次の訪問地は、フィンランド カヤーニのリキッドハンドリング工場でした。電動ピペットとしては、世界一のシェアを持っています。ザルトリウスのマーケティングのマネージャーの方のプレゼンテーションでは、Diagnostic Business Marketに今後、特別強化をしていきたいとのお話もあり、End to End Liquid handling responsibility をモットーに、ユーザフレンドリーな、関係を気づくことが、大切だとの話もございました。フィンランドの人は、非常に気遣いがあり、親切な方が非常に多く東ヨーロッパのおもてなしがある事に、感銘しました。

最後に訪れたのは、ドイツ ゲッティンゲンの本社工場でした。フランクフルトから、ドイツ鉄道で約2時間の移動でした。ゲッティンゲンはノーベル賞を30人も排出している大学の街です。私たちはゲッティンゲンの郊外にある素敵なホテルに滞在いたしました。到着するとすぐに、ザルトリウス ステディムの社長マイケルさん、プロダクトマネージャーのカレンさん、日本人の平井さんなどが、私達を迎えて頂き、ディナーに招待頂きました。途中、ホテルの近くにある古城やシナプス工にも見学をいたしました。
本社工場では、濾過精製フィルターなどのバイオプロセス関連工場と天秤の工場など、ザルトリウスの中で一番大きなファシリティがありました。アカデミア研究所では、ゲッティンゲンのファシリティやピペット以外の商品の紹介がありました。今もなお、工場の増設があり、2018年までに新規でフィルター工場も増設される予定だそうです。また、これからも他社製品に対抗される上での、経営戦略などのプレゼンテーションを頂きました。

今回の7日間の代理店ツアーで得られた事は、まだまだザルトリウス社の商品群は、日本でも販売促進が期待される事でした。天秤だけのイメージから、超純水製造装置、リキッドハンドリングシステム、バイオプロセス関連のフィルター消耗品など、今まで、あまりシェアが取れていなかった、市場にも入り込んでいけると期待しております。
また、このツアーでお世話になりました、ザルトリウスジャパンの斎藤様、榊原様、社長であるMurray Wigmore、アジアの責任者であるEricなど、ザルトリウス皆様のおかげで、楽しく有意義なツアーが出来た事を感謝しております。われわれもザルトリウスのプレミアムディラーとして、私たちのお客様により広く商品のご案内に努めて行きたいと思います。

代表取締役社長 佐野 錦司

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