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JASIS 2014 -初めてJASISに参加して-

2014/09/17

月日:2014年9月3日(水)~5日(金)
会場:幕張メッセ国際展示場
 

 日本最大の分析機器展JASISに、2014年入社新人2名が初めて参加しました。
 想像以上の会場の広さと情報量に圧倒されながら、各々で情報を収集、各メーカーとのコミュニケーションを図り、今後の営業活動にも活かすことが出来た2日間でした。
 
 
 


 各社展示の中で目を引いた機器は、バイオタイパー(ブルカー・ダルトニクス)を使用した微生物同定プログラムです。特徴は、MALDI・TOF(マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型)質量分析計を使って、生物特有の分子フィンガープリントを測定することで微生物を同定することです。全ての微生物に存在する含有量の多いタンパク質を測定します。各微生物特異的なタンパク質の測定を行い、固有のパターンをデータベース(菌種約5,000種)とマッチングすることで、微生物を同定し、種レベルでの菌名を決定します。

■シンプルな作業手順

 可能な限り人為的ミスなく、簡単に操作できるようにデザインされています。したがって、質量分析装置の経験がなくても取り扱うことができ、簡単に数ステップの手順を行うだけで質の高い同定結果を得ることができます。

■ポイント
 1.多様な種類の微生物に対応
 2.従来法と比較して格段に速い
  (サンプルピックアップから10分で同定)
 3.コストが安い
 4.堅牢で使いやすい

 これにより食品の品質管理におけるコンタミチェックを、迅速、正確に低コスト化。各ラインサンプルをピックアップするだけで製造過程におけるコンタミ原因の早期に発見、同定に貢献します。食品の品質管理において、今後欠かせない機器の一つになるものと思われます。
 また、病院などにおける血流感染症検査の同定などに有用であり、非常に重要な菌種の同定までの時間を、少なくとも1日短縮することができます。人命にも関わる重要な分野に関しても、迅速な測定により同定までの時間を短縮することができます。

 今回の展示会に参加することにより、各最先端の分野における発展に貢献していくための貴重な経験と知識を得ることができました。これらの情報を提供し、導入を促すことで最先端の技術の一端に貢献し、食、命を守ることができると信じます。
 

 
 


 京都電子工業の水銀測定装置MD-700シリーズは、2013年10月に「水銀に関する水俣条約」が採択されるなど、世界的な水銀に対する動きを鑑みて開発されました。オプションを追加することで還元帰化法、還元帰化‐金アマルガム法、水銀捕集管-加熱気化法の3通りの測定を行え、液体・気体試料の測定が1台で可能となります。特に、環境計量されている方で、水銀測定装置の更新をする際にはユーザー様にお勧め出来ます。

 最後に、各メーカー様に実際に装置を前にして基本的な仕組みから、装置自身の特徴まで教えていただき、また各種セミナーを受けて、知識を深めるとても良い経験となりました。展示会で得た情報をお客様にお届けすることはもちろん、日々勉強を重ねてお客様に良い提案ができるよう精進して参りたいと思います。


担当 名古屋営業所 Y.M / R.K